さて、今年も本格的にオフトレの季節になりましたね!
私は主に東北でスキーをしていますがフリースキーを始めたばかりの人、これから始めたいという人に冬までどのように練習すればいいか、近くに練習できる場所はあるのか聞かれることが多くありました。
という事から今回は東北限定でスキー・スノーボードのオフトレ施設を
マットジャンプ、ウォータージャンプ、トランポリンの3つでまとめました。
その前にこれらのオフトレ施設について良くわからない方はライダーの河野祥伍さんが道具面、安全面などからポイントをわかりやすく書いている記事があるので、こちらをご覧ください!
・ 【夏に】フリースキーヤーのオフトレ【差がつく】
Contents
マットジャンプ(クエスト)
東北では一つの施設のみ。クエストはアプローチ(助走斜面)にサマースノーと呼ばれる滑走性能の高い人工芝を使用しており、ランディング(着地)部分がエアマットの斜面になっているため雪上のキッカーに近い練習ができます。マットへの安全な落ち方さえ覚えてしまえばとても練習しやすいです。
東北クエスト(宮城)
(東北クエスト公式Instagramから引用)
初めてブラシを滑るという初心者のスノボ・スキーヤーからW杯に出場するようなプロアスリートまで幅広く利用される東北クエスト。村田インターより車で3分とアクセス良好で、宮城以外からも色んな地域から人が集まる。2019年よりジブゾーン(塩ビに着地がエアマット)とトレーニングジムがオープンし、更に充実した施設となっている。
・公式HP:https://www.tohokuquest.com
・所在地:宮城県柴田郡村田町村田小池277
・TEL:0224-51-9180
・営業期間:4月上旬~12月末
・定休日:木曜日
・利用料金:[一セッション券] (男性) 3,600円/ (女性・子供) 3,200円
[二セッション券] (男性) 4,600円/ (女性・子供) 4,200円
・レンタル料金:スノーボードセット(ボード、バインディング) 1500円
(その他利用料金は公式HPへ)
・営業時間:[月曜~金曜] 第一セッション 13:30~16:00
第二セッション 16:30~19:00
第三セッション 19:30~22:00
[土・日・祝日] 第一セッション 10:30~13:00
第二セッション 13:30~16:00
第三セッション 16:30~19:00
ウォータージャンプ
アプローチがブラシでランディングが水。着地が水なので落ちると結構な音と水しぶきが上がります。 水だから変な落ち方をしても大体大丈夫。初がけの技を練習するときはまずウォーターからという人も多くいます。夏場のウォータージャンプはすごく気持ちがいいですよ!
川崎(宮城)、自由屋(岩手)、リステル(福島)の3つが今東北にある3つのウォータージャンプ施設です。
ウォータージャンプ宮城(宮城)
(写真はリニューアル前の2018夏)
2019年オープンに合わせて大幅リニューアルし、初心者向けのスモール台から、皆で楽しめるミドルサイズ、上級者向けのビッグ台が設置されている。モーグルのナショナルチームの合宿でも利用されているモーグル台は2種類あり、充実したウォータージャンプ施設となっている。川崎インターから1分と車で大変行きやすい。仙台からであればバスでアクセスすることもできる。
・公式HP:http://www.wj-miyagi.net
・所在地:宮城県柴田郡川崎町今宿字立野北原43-1
・TEL:022-485-1516
・営業期間:6月末(予定)~10月末
・定休日:火曜日
・利用料金:一日券 大人3000円/ 子供(中学生)2000円
・レンタル料金:スキーセット(ボートセット) 大人4500円/ 子供(中学生)3000円
(その他利用料金は公式HPへ)
・営業時間:[月~金] 10:00~15:00
[土・日・祝日] 10:00~16:30
自由屋サマーゲレンデ(※旧ケッパレランド) (岩手雫石)
(画像は公式HPから引用)
岩手県雫石市にある自由屋サマーゲレンデは、本州最北端のオフトレ施設。旧ケッパレランドから2019年に名前を変えた。自然に囲まれて開放感のあるウォータージャンプ施設で、夏の暑さも吹き飛ぶはず。同施設にトランポリン、ジブ練習ゾーン、スラックラインも設置されている。
・公式HP:https://jiyu-ya.amebaownd.com
・所在地:岩手県岩手郡雫石町南畑第21地割21−26−15
・TEL:080-7842-1555
・営業期間:5月末~11月上旬
・定休日:なし
・利用料金:ウォータージャンプ券 1日券 4500円
2時間券 3000円
全施設利用券(ウォーター、ジブ、トランポリン、スケートボードエリアなど)
一日券 一般 5000円/ 女性 22歳以下 4500円
・レンタル料金:一式全てレンタル 3000円
(その他利用料金は公式HPへ)
・営業時間:10:00~17:00
リステルウォータージャンプ(福島)
(画像は2019年現在)
モーグルのナショナルチームの合宿にも利用される、リステルウォータージャンプ。かといって上級者だけの施設ではなく、初心者にも優しいスモール台から設置されている。ウォータージャンプ利用者の特典としてヘルメットとライフジャケット無料貸出や、リステル猪苗代内の大浴場無料券も付いてくるところが嬉しい。
・公式HP:http://www.listel-inawashiro.jp/green_season/wj.php
・所在地:福島県耶麻郡猪苗代町大字川桁リステルパーク
・TEL:0242-66-2233
・営業期間:6月1日~11月4日
・定休日:なし
・利用料金:ジャンプ台、トランポリン利用券
一日券 4500円
半日券 3200円
・レンタル料金:一日 スキー/ボード 3000円
ブーツ 1500円
ウェットスーツ 1500円
3点セット 4000円
※半日レンタル料金有り
(その他の利用料金は公式HPをチェック)
・営業時間:午前 9:00~11:30
午後 13:00~15:30
トランポリン
空中感覚を鍛えるために使いたいトランポリン。以下にまとめた施設以外にも沢山あります。例えば地域によってはスキー・スノボの仲間内で市民体育館のトランポリンを申請して借りて練習しているところもあります。
近くに何年かフリースキーやスノーボードをしている人がいたら、近場にトランポリン施設があるか聞いてみてください。
川崎スポーツパーク(KSP)(宮城川崎)
(画像はKSP公式Instagramから引用)
ウォータージャンプ宮城より10分、川崎インターより10分の、廃校になった小学校を使用した川崎スポーツパーク。本格的な競技用トランポリンが置いてある。
また、他にスケートパークやスラックライン、ボルダリングまで楽しめる。料金もお安く、沢山体を動かせるので山形や宮城に住んでいる人にとてもオススメな施設。
・公式Instagram:https://www.instagram.com/kawasakisportspark/
・所在地:宮城県柴田郡川崎町川内天神原山24
・TEL:0224-87-8727
・定休日:火曜日
・利用料金:トランポリン4時間券 1000円
・営業時間:[月~金] 17:00~21:00
[土、日] 10:00~21:00
(公式Instagramを要確認)
トランクベース(山形東根)
(画像はTRUNKBASE公式HPから引用)
なんとフリースキーのショップの中に本格的な競技用トランポリンが設置されているスペシャルな施設。レッスンも行っている。トランポリンの他にスケートランプも楽しめる。店内は板の他にフリースキー系のアパレルなどアイテムが沢山置いてあって楽しい。フリースキーヤーにオススメの場所。
・公式HP:https://trunkbase13.com/action-area/
・所在地:山形県東根市神町南1丁目6−15
・TEL:0237-53-6413
・定休日:火曜日
・利用料金:1時間 1200円
2時間 2000円
30分延長毎 550円
(その他料金は公式HPへ)
・営業時間:[月~金曜]13:00~20:00
[土曜]12:00~20:00
[日、祝]12:00~19:00
(営業案内はtwitter、公式HPを要確認)
J-fit(宮城仙台)
(画像は公式HPから引用)
仙台在住でトランポリンをしたい人にオススメ。電車で行きやすい、車が無くても行きやすいトランポリン施設。公式HPスケジュールの「フリージャンプ」の時間でトランポリンが利用できます。最初にJ-fitにて会員登録をし、時間単位で施設を利用することができます。ご利用には予約が必要です。
・公式HP:http://jfit-sendaijunior.com/index.php
・所在地:宮城県仙台市太白区柳生1丁目6−1-1
・TEL:022-796-5545
・定休日:なし(公式HP月間スケジュールをチェック)
・利用料金: 30分 540円
60分 1,080円
120分 1,620円
・営業時間:公式HP のスケジュールを確認
リステルウォータージャンプ(福島猪苗代)
ウォータージャンプと一緒の施設に本格的な競技用トランポリンが設置されており、ウォーター前のウォーミングアップやイメトレに活用することもできる。ウォーターを利用しなくてもトランポリンのみで利用することが可能。
・公式HP:http://www.listel-inawashiro.jp/green_season/wj.php
・所在地:福島県耶麻郡猪苗代町大字川桁リステルパーク
・TEL:0242-66-2233
・定休日:なし
・利用料金: 半日 1700円
1日 2800円
・営業時間:午前 9:00~11:30
午後 13:00~15:30
自由屋サマーゲレンデ(※旧ケッパレランド) (岩手雫石)
(写真は自由屋サマーゲレンデ公式HPから引用)
ここもウォータージャンプの施設内にあるトランポリン。 公式HPのトップページの施設PR動画が夏らしさ満載で、施設内の雰囲気もわかりやすくて素敵なのでぜひ見て欲しい。
・公式HP:https://jiyu-ya.amebaownd.com
・所在地:岩手県雫石町南畑第21地割21−26−15
・TEL:080-7842-1555
・定休日:なし
・利用料金:一時間 500円
1日 1000円
・営業時間:10:00~17:00
アメリカンスポーツ(アメリカンワールド) (岩手北上)
(写真はアメリカンワールド公式HPから引用)
スポーツアミューズメント施設の中の簡易的なトランポリンで、簡単な技を練習したい時や体を動かしたい時にオススメの場所。私が夏油に滞在した時によく利用したので掲載しました!
ちなみに夏油高原スキー場から車で30〜40分です。 北上周辺のスキー・スノーボーダーに愛されるトランポリン施設、通称“アメワ”。
・公式HP:http://sports.shop-mj.info/trampoline
・所在地:岩手県北上市北鬼柳32地割24
・TEL:0197-63-7700
・定休日:なし
・利用料金(税別):
平日 20分 (11:00~18:00) 300円 (18:00~24:00) 400円
土曜 20分 (11:00~18:00) 400円 (18:00~24:00) 500円
日祝 20分 (10:00~24:00) 500円
(詳細は公式HPへ)
・営業時間:[月~土] 11:00~24:00
[日・祝日] 10:00~24:00
最後に
今回は東北のオフトレ練習施設について最新の情報をまとめました。紹介したような練習施設を活用して一年しっかりとオフトレをすることができると、かなり上達します。
安全にパークを楽しむには夏場の練習は必要です。それと、東北はオフトレ施設が限られていることもあり、夏場のうちにオフトレ施設で雪山仲間を作りやすい環境です。
今回紹介した代表的な練習施設以外に、オフシーズンはインラインスケート、ボルダリング、スラックライン、BMXなど、多様に楽しめるトレーニング方法で体づくりをする人も多くいます。
ぜひ自分が楽しく続けられるものを見つけてみてください。
#オフトレについて、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
・【夏に】フリースキーヤーのオフトレ【差がつく】
・スキーオフシーズンでも自宅の「家ジブ」でオフトレ
・【夏に】フリースキーヤーのオフトレ MTB編【差がつく】
・スキーヤーが意外と知らないインラインスケートの世界