いやー、どうもどうも。
ライダーの河野祥伍です。
皆様、令和最初の夏を楽しんでいらっしゃいますでしょうか!?
僕は、今年も今年とて夏が楽しすぎて楽しすぎて、
「こりゃあもっと夏を楽しむために南の島へ行ってみるか!」
と思いついたところ、
ノリと勢いで10000kmほど南下したら、赤道を遥かに通り越し、
ニュージーランドの南島までやってきてしまった!!
という所から今回の旅は始まります。
(ざっくり導入終了)
Contents
- 1 今回の旅の始まりは関西国際空港
- 2 トランジットで中国へ!
- 3 いざニュージーランドへ!
- 4 イケイケの街並み、オアマル!
- 5 謎多き巨石モエラキボルダーズ
- 6 美しすぎる夜のダニーデン
- 7 世界最高の傾斜道路バルドゥインストリート
- 8 雨上がりの美しきニュージーランド
- 9 ニュージーランド南島最南端の地スロープポイント
- 10 南半球では夜空を見上げよう
- 11 オイスターだけじゃない、最南端の町ブラフ
- 12 美しすぎる登山道ロイズピーク
- 13 河野祥伍思い出の場所ホーリーズ
- 14 絶景のスキー場世界第8位オハウスキー場
- 15 ニュージーの最高峰から流れ出る氷河湖タスマン氷河
- 16 星空好きなら外せない星降る村テカポ
- 17 みんな大好きクッキータイム!
- 18 悲しき歴史と、未来への希望クライストチャーチ大聖堂
- 19 今回の旅のまとめ動画
- 20 最後にPC壁紙プレゼント!
*
さて、夏にニュージーランドへ行くスキーヤーと言えば、
「そりゃ、滑りに行くんでしょ??」
って思うかもしれませんが。
今回の僕らの目的はあくまでロードトリップ!!
こんなド派手なキャンピングカーに男三人が詰め込まれ、
(派手だけど安かったから)
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ニュージーランドの南島をグルリ半周してまいりました!
ちなみに我々の借りたキャンピングカーの側面には
「まだコップには半分も残ってるぜ!
飲んだ分はめっちゃ美味かったぜ!」
という謎の教訓が記載されています。
今回はこの教訓を胸に旅をしていきましょう!
※一応僕らが今回キャンパーバンを借りたJUCYレンタカーのHPはこちらから
(https://www.jucy.co.nz/)
今回の旅の始まりは関西国際空港
この時期には似つかわしくない、大量の荷物をもって、なれない空港をあっちへぶらり、こっちへぶらり。
ちなみに海外にスキー旅へ行くときの荷物に関してはこちらの動画を見ていただくとわかりやすいかもです。
(https://youtu.be/6EUpQBaNBT4)
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トランジットで中国へ!
で、中国でザリガニや飲茶、なんかの肉が入ったうどんみたいなのを食べるトランジットです。
今回は安さ優先で中国南方航空という航空会社でニュージーへ向かったのですが、
なんと、中国で13時間くらいトランジットがあります。
最初は「まじかよ、、、」って思っていたものの、
何気にHAPPY TIMEだったので、これはこれでとってもお勧めかもしれません!
詳しくは西條さんのブログでチェックしてみてください。
※ニュージーランドに行く前にザリガニがどうしても食べたい方はザリガニ大好きフォトグラファー西條のブログをチェック
(https://satoshisaijo.com/newzealand01/)
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いざニュージーランドへ!
ようやく一同はニュージーランドのクライストチャーチへ到着いたします。
すでにこの時点で関空出発から30時間くらいたってるんで、すでに割と疲労困憊です。
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車体だけじゃなくて布団まで派手なんかい!
という突っ込みもほどほどに、一同サクッと就寝。
あ、そうそう。このJUCYレンタカー。
車についてるお布団、クソペラペラなので、寒がりさんはちゃんとシュラフ持ってきましょうね!
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ちなみにニュージーランドはキャンパーバン文化がしっかりしておりますので、
車中泊許可駐車場とそうでない駐車場が明確に分かれています。
車中泊が許可されてない駐車場に駐車してると罰金が取られるそうなので、そこは注意したいですね!
*
イケイケの街並み、オアマル!
さて、一晩明けて、ニュージーランドのロードトリップはようやく出発!
まず最初の到着地はスチームパンクの町、オアマルです。
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1800年代後半、この町は金の採掘等や製材で栄え、その富の一部は町の建築物に費やされました。
なので、とても保存状態の良い華美な歴史的建造物がいくつも現存しているというわけです。
それとスチームパンク(SFの一つ。19世紀の人々たちが想像した未来の姿)が融合した、町がとてもいい具合に格好良く、
どこにカメラを向けても格好いいのオンパレード!
ちなみにここはブルーペンギンのコロニーもあり、
夜になるとテチテチ歩くペンギンの姿も目撃できるそうです!
我々は昼の滞在だったので、ペンギンは見れず!
ショーゴペンギンで我慢しておいてください。
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*
謎多き巨石モエラキボルダーズ
さて。次の目的地は、巨大な球状岩石、モエラキボルダーズです!
超が付くレベルで貴重な(世界的にこの場所だけに存在)、謎の研究資料である岩石、モエラキボルダー。
さぞ、遠くから眺めなきゃいけないのかな、と思いきや。
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なんと、乗れます、
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光らせられます(西條がストロボを突っ込んだので)
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突き刺されます!
※これがモエラキボルダーの一番イケてるポーズだそうです。
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いやー。
謎だったわー。
でも、ただただ、楽しかった。
たぶんすごい自然遺産なのに、普通に触れれるってのがとても親しみがいありますね!
今後も変わらずそうであってほしい!
*
美しすぎる夜のダニーデン
そしてこの日最後の目的地はダニーデン!
クライストチャーチに次ぐ、南島二番目の都市です。
僕、このダニーデン。10年前に来たときは
「スキー場で大けがして、ちょっと取返しのつかないくらいヤバい状態のやつが運ばれる場所」
という認識しかなかったので、
まさかこんなに綺麗で素晴らしい場所だったとは思いもしませんでした!
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ダニーデンは本当どこにカメラを向けても絵になる都市でした。
ここは夜に行くのがおすすめです。
出来れば昼に雨が降っていた日の夜。
そうすればツヤツヤテラテラした素晴らしい建造物を見ることが出来ますよ!
*
世界最高の傾斜道路バルドゥインストリート
そして相変わらず雨の続く次の日。
ちらっと立ち寄ったのは、バルドゥインストリート。
こちはら車が通れる道の中では最も傾斜の強い坂だそうです。
うん。
以上。
ここに関してはそれ以上でもそれ以下でもありませんでした笑
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*
雨上がりの美しきニュージーランド
そんな事をしているとそしてようやく雨も上がり、
虹と羊さんたちが迎え入れてくれました。
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こうなると一同のテンションもだんだん上がってきます!
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美しいニュージーランドの景色を楽しみつつ、次に向かったのは、
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*
ニュージーランド南島最南端の地スロープポイント
ニュージーランド南島の最南端の地スロープポイント!
ここからは何と4803km行くだけで南極点です。
そこそこ頑張れば泳げますかね??
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この地は吠える40度と呼ばれる地域に属しており、絶えず強風が吹き荒れています。
吹き荒れる卓越風を弱める陸地がないので、この強風は南極に近づくにしたがって勢いを増し、
吠える40度、狂う50度、絶叫する60度という具合にレベルアップしていきます。
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ちなみにここは観光地ではないため、
行く際はグチョグチョの地面に対応できる靴で行きましょう。
僕の靴はここで死にました。
*
南半球では夜空を見上げよう
さて、その次の日の早朝。
昨日も曇ってたし、今日も雨予報だから、無理かなぁ。。。
とは言いつつも、月の沈む時間と日の出までの一瞬を狙って外を見てみると。
「星出とるやんけー!!」
そう、僕、ちゃんと南半球で星見たことなかったので、
南半球の大マゼラン雲、小マゼラン雲、見てみたかったんですよー!
写真には僥倖にも南十字星も見えてますね!
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そしてこちらは倒立したオリオン座です。
オリオン座が逆立ちしてますね。
日本では絶対に見れない光景です。
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*
オイスターだけじゃない、最南端の町ブラフ
さて、星も見れてホクホクの一行が向かうのは、南島最南端の町、ブラフ。
ここは牡蠣も有名ですね。
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ブラフにはスターリングポイントという場所があり、
世界のさまざまな都市までの距離が記載されています。
日本では熊谷まで9632kmだそうです。
。。。なんで熊谷??
って思った方。
こちらのブラフは熊谷と姉妹都市だそうですよ!
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美しいエンジェルステアを見ながら、一行は続いてこの町にある廃船を見に行きました。
たぶん普通に乗り捨てられちゃっただけなんだと思いますが、やはり滅びの美には心打たれるものがありますね。
ここは遊歩道になっていて、足元も悪くなくいけるので、お散歩がてらには最高です。
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*
ちなみにニュージーランドは羊の王国だったのは一昔前の話で、
最近では牛さんが割と増えてきています。
ニュージーランドでは最近この乳牛さんの乳が主な輸出製品の一つになっています。
でも僕らのウール製品も忘れないでほしいメ―。
メ―メ―。
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美しすぎる登山道ロイズピーク
さて、羊さんのもこもこに癒されつつ、一行はワナカまでやってきました。
日本人スキーヤーも多く滞在するワナカは、カードローナ―やトレブルコーンといった、
大型スキー場も近く、コンパクトにまとまった町は長期滞在にも向いています。
今回僕らの目的はそのワナカにある遊歩道(登山道)のロイズピーク!
ここからの眺めは本当に最高なんです!
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歩きやすい(雪がなければ)道をてくてく歩く事3時間。
羊さんや牛さんとの会話を楽しんでいれば一瞬でこんな山の上まで来ることが出来ます。
ハイカーも多く、みんな軽装でサクサク登って行ってしまいますが、
行動食と水分、時期によっては上着等もお忘れなく。
ちなみに雪がある時期は軽アイゼン等がないとリアル滑落しますからお気をつけて!
河野祥伍思い出の場所ホーリーズ
ところで、僕がどうしてもワナカによりたかったのにはもう一個理由があって、
ホーリーズという、僕が10年前1か月にもわたりお世話になったバックパッカーに泊まりたかったから!
ここは値段も安く、他の旅行者との距離も近くて、どんどん友達が出来てしまうという最高の宿なんです。
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オーナーとも久しぶりに会いました。
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こちらのオーナーは親切で、こちらの英語力が堪能ではないとわかると、とてもゆっくり、言葉を選んでしゃべってくれます。
また10年後においでね!と言ってくれましたが、今度はもうちょい早くカムバックしたいです。
またゆっくり1か月くらいまったりスキーで籠りたいものです!
*
絶景のスキー場世界第8位オハウスキー場
さあ、そして僕らはようやくスキーを履きます!
ロードトリップとは言え、僕らの本業はスキーヤー!
今回僕らが選んだスキー場は、Ohauスキー場!!
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このスキー場はすごいんです。
Red-bullが選ぶ世界の絶景スキー場の中でなんと8位に選ばれたスキー場!
写真を見ていただければ理由もわかりますね!
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ちなみに雪質はというと、、、
ガッチガチの岩ボッコボコでした笑
斜度が斜度ならピッケルもって滑りたいくらいのカチカチバーン。
やっぱり日本の雪って質が良いんだなーと実感する瞬間ですね。
*
ニュージーの最高峰から流れ出る氷河湖タスマン氷河
さて。ここまでくると旅は終盤です。
一回しか履かなかったスキー板をスキーバッグにしまったら、次に向かうは、
タスマン氷河!
ニュージーランドには氷河がたくさんあるのですが、
このタスマン氷河は、その中でもニュージーランドの最高峰であるクック山と第二標高のタスマン山から流れる
ニュージーランド最大の氷河です。
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いやー、タスマン氷河は事前情報ほぼ無しで行ったんですが、すごい場所でした。
次はここでカヤックにでも乗って氷河の上に乗りたいものです。
でも上のブルーアイスの写真。
あれ、目の前でいきなりひっくり返った氷河の裏側の写真なので、
もしそんな事あったら死んじゃうなーって思いつつ、、、
氷河の上でスキーは次のお楽しみですね!
*
星空好きなら外せない星降る村テカポ
さ、というわけで。
やっぱり星好きとしてはここは外せない!という場所。
この教会を見ればニュージーランドに詳しい人だったら一発でわかりますかね?
そう、ここは良き羊飼いの教会。
そして、星好きのメッカ、テカポです!
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テカポは世界で一番星が美しいと言われるほどのスターウォッチングポイントなんです!
この広大な平野と山岳地帯。そして氷河湖が人の居住を遅らせ、夜になると真っ暗になる、というわけですね。
そして現在ではテカポは世界遺産登録目指しており、村の街頭に傘をかぶせたりなど、
光害を出来る限り少なく抑えようと努力しております。
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*
さあ、一同は南島を半周グルリとめぐり、クライストチャーチに帰ってきました。
みんな大好きクッキータイム!
クライストチャーチにはニュージーランドの国民的クッキーのクッキータイムの工場があります。
飛行機までには時間があったので、試食&お土産タイムと行きましょう!
ここではスーパーなどで買うよりお安くクッキータイムが買えますので、
お土産などにはとっても良いかもしれませんね!
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悲しき歴史と、未来への希望クライストチャーチ大聖堂
そしてクライストチャーチと言えば忘れちゃいけないのが、
2011年の大地震で倒壊してしまったクライストチャーチ大聖堂。
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教会はすでに8年もの年月が経っているにも関わらず、この痛ましい姿で現在も町のど真ん中に佇んでいます。
ただ2017年9月9日、教会の会議で修復がついに決定し、ここからようやく回復していってくれる、はず!
次に来た時は完全な状態の大聖堂を見たいものですね!
ちなみに、現在は仮設の大聖堂がすぐ近くに建設されており、
こちらでお祈りをささげることが出来ます。
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さて、ニュージーランドの復興に祈りをささげたところで、今回の旅は終了となります。
今回の旅のまとめ動画
今回の旅ももちろん動画作成済みです!
(ちゃんと真面目に動画撮影してたの2日目くらいまでだったので、
3日目以降は写真での説明が非常に多くなります。)
ぜひご覧くださいね!
最後にPC壁紙プレゼント!
ちなみに今回撮影した絶景フォトはもしお気に入りの物があればPCの壁紙にでもしてやってください!
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それでは、皆さんも良い夏を!!
September 11, 2019/TRAVEL/スキーニュージーランド旅