カメラマン兼ライダーの西條です。
各社来期モデルが発表されましたね!
ICELANTIC Skis もラインナップが増え、構造や材質を変え進化しています!
そんな中から選んだ来期使用するのは「Natural101」です!
高級木材の桐を芯材に使用
この板は何より軽い!
カメラマンは機材を担ぐので、最初に板の重量に目がいってしまうんです。
以前は171cmの長さで1セット3kgを切ってました。
今回から芯材がバルサ材から桐に変わってちょっと重くなりましたが…それでも軽い!
一応どれぐらい重さが違うかというのを比重で。(数値が高い方が重いです)
桐:0.19
バルサ:0.12
ほんのちょっと重いですが、そもそも比重0.3以下の木はこの二種類だけなので軽い材料というのは変わりません。
2019/20 NOMADシリーズ の芯材は?
ちなみに来季Nomadシリーズはこの桐と比重0.45のポプラのハイブリッド構造です。
今期モデルまではポプラのみだったので、桐と組み合わせることで来季は軽くなったんですね。
桐は日本で取れる木としては最軽量と言われているぐらいです。
割れや狂いが少なく精度の良い材質です。
桐タンスとかの精度すごいですよね!
あの精度です。
そんな素材でスキー板を作ったら良いに決まってる!
軽いだけじゃない滑走性能
そしてビンディングの取り付け位置は、メーカー推奨位置で取り付けました。それが結構後ろなんですよね。
付けた時、ホンマに合ってるか?って何回かブーツセンターを確認したほどです笑
実際初めて滑った時フロントヘビーで正直乗りにくかったです^^;
でもリフト2、3本で慣れました。
そのあとはメチャクチャ調子良い!
よく考えたら今まで乗っていたフリーライド板のビンディング位置がセンター寄りだっただけで、スキーとしてはこれが本来の位置なので乗りやすいわけです。
重雪のボコボコバーンでも粘り強く雪面を捉えてくれてバタつかず安定してターンできます。
ツインチップじゃないので基礎板寄りかな?と思ってましたが、ゲレンデのギャップで飛んだり落ち込みをドロップしたりと自由に滑り倒せる楽しい板でした。
スイッチランディングはできませんけどねw
残念ながらこの板を受け取った後は全国的に気温が上がってパウダーでの滑走はできなかったですが、センターは100mmオーバーなのできっと楽しいはず!
Naturalシリーズはバックカントリーでロングツーリングする人や、軽いだけじゃなく滑りも重視する人にオススメです!
パウダーの時浮力重視にしたい人は新しく追加されたセンター幅111mmの「Natural 111」がオススメです。(ファットスキー板の選び方について)
ではでは、この板で色々な場所に登って撮影や滑りを楽しみたいと思います!
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