【プロスキーヤー佐々木徳教コラムVol.9】選ばれしもの

かなり久しぶりに書いてます。
最後に書いたときはマスクなんて不審者のするものだろ?って思ってた。
今じゃ常識。なんらパンツは履かなくてもマスクは忘れないらしく
素顔さらけ出してマスク外すの恥ずかしいなんてなってるようで。もう意味が分からん。笑
だからオレは脱いだパンツをマスク代わりに頭から被り一言もしゃべらず2メートルの距離をとって生活しようとおもいます。笑

大きく脱線するのはいつもの事ですが…話は戻しまして
「あの毒舌コラムまたやらないんですか?」って聞かれたのは1~2回くらいなもんで
特に求められてないなら書かなくてもって思っていたんですが
契約ってオレを縛り付けるものの項目にあったような…って思い返して書いております。
オレのコラムは毒舌なんかじゃないって自分ではおもってるんですがね。笑

世の中がウソか本当か訳のわからないウイルスのせいで変わってしまいましたね。
でっかい国土の偉い人がジャイアンみたいに「俺の物は俺のモノ!お前のモノは…」
的な感じのことが起こったり。
オレにはどっちが正解はわからんけど普通に生活してた人たちがふつうの生活できなくなるのは観てて切ない。
そんなもんはさ、お偉いさん達が集まって勝手に小競り合いでもなんでもすればいいじゃんね。
上半身裸になるの好きな‘あいつ‘が各国のお偉いさんと裸相撲でもすりゃいいんだってね。笑
これを書いてる真っ只中(7月4日)外ではバンにハコ乗りした女の子が手を振り「お願いします!お願いします!」って連呼してます。
こんな時だけ頭下げて日本を変えるって言ってる方々がまず変わったほうがいいんじゃないですか?ってね。
あんたら今だけペコペコしてんだろ!って!ってか!本人がお願いするならまだしも手振ってるの誰なんだよ!笑

各国のお偉いさんも日本の代議士さんや政治家さん達もお偉いさんみんなそうだけどオレ達もだれかに選ばれて今こうやって活動してる。

スキーなんて選ばれてる感はそんなにないかもしれないけど

各都道府県連の強化選手だったりナショナルチームだったりってのはもちろん
各地で活動しているスキーヤーもユーザーの人たちに選ばれてるはず。選ばれてないならあんたは自称ライダーってやつね。笑
オレのいる地域の北〇道スキー連盟では強化選手を招集したみたいだけどどの大会がセレクションだったかも
明かされることなくレジェンドスキーヤー気取りの強化委員が独断で決めてるっぽいね。
なんなら自分の息子達も入ってるらしいよ!世襲制!最高だね!!
昔からそうだけどいい子ちゃんとイエスマンだけが得をするちゃんとしたシステムになってる。
これもまた選ばれるって事だね。笑

スキーにはちゃんとしたプロ制度がないから自分で「プロです」っていえばプロだしすごい能力あってもアマの奴もいっぱいいる。
オレの感覚としては同じうようにスキーをしてる仲間や周りの人たちにかっこいいって思わせる影響力があって
そのチカラが欲しいってメーカーが思ったマッチングでプロってもんが成立するって思ってる。これって当たり前のことだと思うんだけどね。笑
ここでマッチングした両者に「縛りと言う名の契約」が生まれます。この縛りには「責任」と覚悟が必要になるんだよね。
これを理解した先に「プロ」ってものがあるってオレはおもってる

ただ、とんでもない便利な言葉もあるのよ…「ライダー」ってやつ。笑
ライダーってのには責任も覚悟もいらない便利な言葉で何か気に入らないとか条件いいからとか
やりたい事が変わったからって適当なことが出来る素敵な言葉なんです。
あれ?政治家先生たちもライダーなんじゃないです?プロの覚悟が感じられる人って少ない感じしちゃうよね。笑

オレは3歳でスキーを始めて45年。プロスキーヤーとして活動したのが27年。
今はもうプロスキーヤーから一歩先に進んでセカンドキャリアでエグゼクティブアドバイザーとして
メーカーの仕事やスキーの楽しさを伝える立場になってる。

シーンの最先端で活動してる訳でははまったくないけど
ショップの販売応援にいっても試乗会にいってもどこにいっても会いに来てくれる人が必ずいる。
どんな時でもオレを応援してくれる人たちがいる。オレの味方でいてくれる人がたくさんいる。
たくさんいるプロやライダーの中からオレを選んでくれた人たちがたくさんいるってこと。

オレも「選ばれしもの」のひとりだってことだよね。
本当にありがたいっていつも思う。

もうプロスキーヤーっていうのはおこがましいオレがこれから先も出来ることは裏切らないってことだと思う。
こっから先いろいろな変化があるかもしれい。こんなご時世だしね。オレにとってこれは仕事だしさ。転職ってのもあるかもしれない。

でも佐々木よしみちらしくいる事がみんなを裏切らないって事じゃねーのかな?って。

それがプロスキーヤーから一歩進んだオレの責任と覚悟だと思ってる。
どれくらい求められてるかは分かんないけどさ!笑

佐々木よしみち

July 19, 2022/COLUMN/

記事を読んだらぜひ「いいね!」をお願いします!!

オンラインストアはこちら

WEB STORE