東京オリンンピック。
今更になって札幌でマラソンと競歩やるとか言い出したそうで。なんだか当初のコンセプト「コンパクト五輪」ってのからどんどん離れて行ってる感じするんだけどオレだけかな?
当初の予算からどんどん膨らんでもう止めることできないってヤツだよね。
なんだか「折角なんだからこれも欲しいよね〜」って新築の家建てる時の主婦みないな言い方でオレ達の税金つかってると思うとゾッっとする。笑
あるものを使うとか東京都内でやるオリンピックだとかもはやそれ日本語じゃねーからって言い方の「オモテナシー」とかって最初からなんだか変だなーて思ってたのはオレだけだったのか?みんな思ってたけど浮かれてたのかな。笑
IOCは「決定事項」って言葉使ってるけどこれって「相談じゃねーんだわ!
決定だから!」事でしょ?それってヤクザみたいな感じだよね?
東京の風景の中を走るマラソンってのとか良いなってオレは思ってたからチョッとガッカリだよね。観たかったな。当初予定の雷門の前を選手が疾り抜けるところとかをね。
ってかさ、大体して“復興オリンピック”って言ってたんだから最初っから東北でマラソンやるのが一番いいでしょ?って思うよ。福島や仙台はこんなにに元気になりましたって復興を世界の人達に観てもらうには絶好の機会じゃんね。ってのも政府が適当に復興とかしてるからまだまだ辛い思いしてるところとかあると困っちゃうからかな?笑
こんなゴタゴタでもめてるけどオリンピックって専門家の人達が集まって場所決めたりしてる訳でしょ?素人が集まってやっってんじゃないんだから最初から分かってただろ?って思っちゃうよね。
誘致の時から季節とか気温とか全てを加味して決めてんじゃないのかね?笑
いわばプロだろ?プロなら責任と覚悟もってやれ!って思っちゃう。笑
あ、ここに集まってるプロは“放送権と利権”のプロなのか。
アスリートファーストってのは言っとけばなんとなく「ステキなオリンピック感」出るでしょ?ってみんなを誤魔化す呪文だって事なのかもね。笑
何故か歳取ってくるとマラソン観るのとかおもしろくなるんだよね〜。競歩なんて最高おもしろいからね。札幌でやるなら観に行くけどさ。笑
そんな感じで今回はAの人 Pの人ってのを書かせていただこうかなと。
Aはアマチュア。素人。
そう言うとPはもうお判りですね?
そうですススキノに存在するのが都市伝説なのではとおもってしまうほどのサービス…
あの名店プッ○ー○ャット。数々のライダーが1度は辱めにあい「おもてなし」を受けた…
っておもった人は札幌でハメをはずした事がある証拠ですよ。笑
Pはプロフェッショナル。専門家です。
アマとプロ。
この二つに明確なラインがないのがスキー業界。
基礎スキーとかアルペンスキーだとちゃんとした区別があるのかもしれないけどフリースタイルスキー自己申告制な感じだね。
スノーボードだと大会の成績でジャッジされるプロ資格があったりって明確な基準があるけどってゴルフだって資格制だし野球やサッカーなんて本人じゃなく第三者がプロとして認めない限りどこのチームからの声は掛からない。
今回のフリースタイルへの道 The Way of the “Freestyle” の番外編
プロへの入り口 「Enter The Professional」
若い子達がこれからどうやってプロになったら良いかって道筋を大まかだけど紹介しようかな?と。ま、オレが今に至るまでの道と言いますか…オレ達の世代では誰も教えてくれなかった仕組みをオレより歳下でスキーでプロになってみたいとかライダーって呼ばれたいって思ってる人に読んでほしいなと。
まずファーストステップが
まず 大会や動画配信で目立つ。
すげー早いとかすげー飛んだとかほかの選手がしない事をしてその会場にいる関係者に少しでも印象付ける。デカいクラッシュしても怪我しないで平気で滑ってるなんてのもすごく印象に残るよね。
オレが選手だった頃って大会には各ショップのオーナーやメーカーの販売促進担当の人なんかが来てていい選手の情報はすぐに広まって共有してた。「ビブNo.○○のあいつヤバイですよー!」なんてね。
今の時代だと誰も観たことが無いような動画を配信するってのも手だよね。これだとファーストステップで全て飛び越してプロになるって希望はでかい。
例えば…
斎藤悠士を厳factoryのライダーにしたのはSNSでの発信力とセルフプロモーション力が現在いるライダーの中でずば抜けた表現力だったってのがある。だからこれもまた1つの方法として確立し始めてるね。
オレ、SNSめっちゃ観てる。ま、それも仕事なんだけど。笑
オレみたいなメーカーの人間から直接DM来る可能性はあるけど悠士以上の投稿してないとムリだよね。現に悠士に面識なかったけど「はじめまして。厳factoryチームマネージャーの…」ってDM送ったし。笑
YouTuberが子供達のなりたい職業って時代だからこのやり方も全然アリだと思う。
ただ…誰もが観たことあるような動画や毎回同じような動画とかSNSの数秒観てスワイプされるようなのは論外。海外ライダーがいいだけやり尽くしたのを真似してまるで自分が初めて投稿したみたいな感じのはメーカーもライダー間でも誰も評価しないよね。笑
ダメだよ?いまさら街の中滑ったり雪のないスロープ滑っちゃ。笑笑
自分の想像力をフルに発揮してチャレンジしてもらいたい。
で、セカンドステップ!
コンテストに出てプロ目指すなら
予選通過が当たり前になる。
どの大会に行ってもエントリーしてたら成績を必ず出してるってのはかならずいろんな人の印象に残ってる。「あの選手また成績出してるなー」ってなったら一歩前進。こうなちゃうと自分が必死こいてやらなくても周りが自分の事に注目してくれてるって事だもんね。
そして 上位入賞 もしくはとんでもない才能の片鱗を見せる。
こうなるともう周りが放っておかない。
ショップはこの選手に所属してもらって各大会で名前を広めてもらう。これってピンと来ないかもしれないけどプリントされたリザルドには必ず所属団体ってのが書かれる。海外の大会だろと国内の小さな大会だろうと。
選手自身も大会で上位に入賞すると自分の名刺がわりになるしね。○○の大会で○位になりましたって言えるじゃない?
上の3つをクリアすると間違いなく誰かしら大人(オトナ)が声を掛けてくる。
ここはまずスタートラインのショップライダーってのになるって事ね。
このショップライダーってヤツをみんな理解してないけどメーカーはいい選手に使ってもらいたいと思ってるけどただ提供したってなんの意味もない。だから取引のあるショップに
将来有望だったり成績が出てる所属選手に提供する
=(イコール)
取引ショップでショップライダーが使ってる商品を売り上げがあがる
ってのを見越してショップライダーってシステムがある。
単体とか個人ってのは脱退したら活動してるかどうかもわからんAKBの元売れっ子アイドルみたいなもんだね。あんなに人気だったのに今じゃウエディングドレスのプロデュースくらいでしか見ねーな!って元アイドル結構いるでしょ?想像してみて。ヤバいヤツしかいないでしょ?笑
ショップありきでのライダーってのがまずのスタート。
ここで一番の“ツボ”はこの時点でメーカーと個人の契約ってのはしてないって事。稀にこの時点でするメーカーもあるけどね。オレはそれを「青田買いの飼い殺し」って言ってる。
ってことは成績出してるからメーカーが契約して物品出してやるよって事じゃなくってショップの広告塔になったって事。これってさ、ショップの名前が名字の前に着いたってくらい責任が発生するって事なんだよね。
スキー場で悪さをするとか態度が悪いってのショップの評判に直で繋がっちゃうから自分の発言や行動には責任が必要だね。
ショップが自分を守ってくれるってのも忘れちゃいけない。
金とか物品とかをチラつかせて契約したら全く選手のことなんて考えてないメーカーか多い。
相手はまだ若いってので簡単に契約内容変えてきたりとかね。
メーカーと直接物品提供の交渉をしなくてもショップがしてくれるってのは本当にありがたい。いわば代理人的な事をして自分じゃ言えない事をショップがかわりに言って良い待遇を取ってくれる。ショップライダーってのはそうやって守られて育ててもらってると思った方がいいね。
オレは石川睦や大野佳之、その他の先輩たちがオレを守ってくれたって思ってる。生意気なガキだったからね。個人なら今頃はスキーなんて出来てなかったと思うよ。笑
その分ショップの看板を背負ってスキーしてるって事を理解してほしい。自分の名前の前にショップの名前がついたってくらいの責任と覚悟が必要になってくる。態度とか発言にもね。
オレは自分で責任取れる立場にいるから好き勝手な事言ってるしクソみたいな態度とか自分勝手な行動は取ってないつもりでいる。これもまたオレの名前にショップの名前が一緒に付いてるって責任と覚悟だよね。
そこで必死こいた結果で知名度が上がってメーカーとの自分との直接契約になりそこでメーカーに利益を出せるライダーと認められて始めて「金銭契約」ってのが発生する。ここでやっと「プロスキーヤー」ってかたがきになる。
だから物品提供受けたらプロスキーヤーとかお金もらったからとかじゃない。お金もらったらならインストラクターの方がよっぽどプロスキーヤーでしょ??SIAとかね!笑笑
これはオレのプロって認識だけど…
プロってのはエキスパートであってビギナーや一般ユーザー全てのウインタースポーツ愛好家のお手本でなくちゃいけないってね。
困ってる人がいたら手を差し伸べるとかさ!関わることを恐れないでね。お節介なくらいでもいいんだってオレは思ってる。笑
だってオレは上級者でプロだぜ?!粋な態度でみんなに接してなんぼでしょ。それがオレの思うカッコいいプロってやつだからさ!!笑
あ、そこのプロ目指してるキミ!?
プロって肩書きついたらそっからは順風満帆だなんて思ってないよね??
こっから先はアマチュアだった時の方がスキーが楽しかったって思うかもね。 それでもって覚悟があるなら…オレは待ってるよ!笑笑
アイスランティック
エグゼクティブアドバイザー
佐々木よしみち
November 20, 2019/COLUMN/スキープロスキーヤー