どーもども、ショーゴです!
皆さま明けましておめでとうございます!
ぜひぜひ2020年もよろしくお願いいたします。
さてさて、今シーズンは暖冬小雪で「パウダーヒャッホー!」の声が
あまり聞こえてきませんが、それでも皆様のSNSをチェックしていると、
日本各地でICELANTICユーザー様が楽しそうにスキーをしているのが見えてきて、
やっぱり今年もワクワクする冬が進行しているな、と楽しくなっています!
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さて、今回はなんとRed-bull illumeでセミファイナルまで駒を進めた
二人のフォトグラファーが野沢温泉に集結したぞ!というお話です。
一人目は我らがICELANTIC最強のフォトグラファー西條聡!
アクションスポーツと星を知り尽くし、星空とスキーを融合させた”星空スキー”の発案者!
もう説明はいらないであろう、最強のアクションスポーツカメラマンです。
その撮影にかける情熱は移動距離にも表れ、1000㎞までならご近所だそう。
ちなみに野沢温泉に来る19時間くらい前まではロシア旅行を奥さんと楽しんでいたというから、もう変態です。
僕自身はそろそろ”バディ”と言いたいくらい、彼と撮影現場を重ねていますが、
「なぜか若干毎回息が合わない」という微妙なちぐはぐ感で撮影が進行するのも面白い所です。
※息が合わないのは90%ショーゴの責任です。
そして今回初登場のスーパーフォトグラファー
ストロボパウダーの生みの親でもある白川勉!
妙高を中心に活動するPhotographer集団「STAY.RAW」の一人であり、
個人的に毎回「さすが、やってるなー!!」と思わされる撮影手法を考案し、
「まじかー!」って思う場所を見つけてきて出来すぎている絵を作り続けてきている人物です。
(Instagramアカウント: 白川勉 / STAY.RAW)
(Facebookアカウント: 白川勉)
僕は彼のストロボパウダーを見た瞬間に「こりゃ撮影者にコンタクト取らなきゃだめだわ」と思わされ、
すぐにFacebookのメッセージを送ったのを覚えております。
あのストロボパウダーのインスピレーションがなければ今回のRed-bull illumeの受賞も無かったかもしれません。
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さてそんな二人が今回野沢温泉に集合し、
バチバチと火花を飛ばしながら撮影バトル!
と、いうわけでは全然なく。
「せっかくだし、一度お会いしましょー」の様なノリで西條さんが白川さんに連絡を取り、
「せっかく会うならカメラもって雪山にでも行きますかー」という割と軽いノリで撮影セッションが決定したのでした。
と、言うわけなのですが。
撮影セッション数日前にさかのぼり河野祥伍は焦っておりました。
「・・・マジで雪がない」
新雪があればパウダー撮影。
新雪が無ければロケーション撮影。
と思っていたのですが、
当日はそもそもゲレンデにすらまともに雪がない、という状況。
前日の夜パラついた雪はゲレンデサイドにふんわり残っているだけで、
ロケーションを探そうにも、行けない、行ける所には雪がない。というもうどうしようもない感じでした。
晴れてたら登るか、という案もあったのですが、天気は下り坂傾向。
いっそエンタメ系の撮影に全振り!と思ったりもしたんですが、
考えていた事をやらせてくださるというゲレンデはいまだまともに滑れない、という状況。
これはいわゆる、”詰み”というお話です。
そしてたどり着いた答えは「ま、なんとかなるっしょ!楽しも!」と切り替える事。
そして前日
西條がロシアから家に帰り付いて19時間しか休まずに野沢に向かってきまして、18時頃に野沢へ到着しました。
さすがに今日はゆっくり休んで、明日朝一からだろうなーって思っていたら、
「今良い霧出てる!撮影行こう!」の一言を放ちました。
”良い霧”とは??
と思いながらも、カメラマンが良いロケーションがあると言えばそれについていくのがライダーの使命です。
そんなこんなで、”良い霧”が出ている農道での撮影がこちら
Photographer:西條聡
確かに”良い霧”やった!!
なんと珍しく”危なくない”・”撮影時間が短い”・”撮れ高がヤバい”の最高の撮影でした。
たった30分でこの絵にたどり着けるのはとってもありがたい。
あと撮影終わりで全然体が痛くないもうれしい事です。
そして当日
西條さんと白川さんの初顔合わせが済み、写真トークで盛り上がりながらまずは様子見が始まりました。
思っていた通り、曇天で、パウダースノーも少なく、人も多いという状況でしたが、
「こんな撮影がしたい」とか「こんな変わった撮影用具がある」だとか、
そんな話をしながらカメラマンたちと一緒に滑るのはやっぱり純粋に楽しい。
そして見つけた”それっぽい”所での撮影!
良いですねー!
ゲレ脇にあったコテージ風の建物に「ただいまー」とフリースキーヤーが帰り着くイメージでの撮影でした!
二人のカメラマンが同じ被写体、同じイメージに対して違う絵を切り取るというのは、滑ってる側もとても楽しい!
というか、まさかの青空がでたことが衝撃でした。
さすがに持っているカメラマンが二人も集まると違いますねー!
4回飛んで1回飛びすぎて思いきりヒザアゴを食らっても笑顔で入れるのは撮影の雰囲気が良いからです!笑
さらに、藪をかき分けてパウダー撮影!
Photographer:西條聡
photographer:白川勉
Photographer:白川勉
正直、ここまでの絵が出てくるとは思ってなかったくらい、
まあ本当に藪だらけ、パウダーも薄々の状況でしたが、
「何か形に残したい!」というライダー側の気持ちとカメラマン側の気持ちが一つになって良い写真を作り上げたと思います!
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今回のきっかけを皮切りに、西條さん、白川さんのつながりも深まり、多くの面白いことが巻き起こったらな!と思う次第です。
ぜひ今度は「マジなんでも出来る状況」の時に”実現したい絵を実現させに行く撮影”を三人で出来たらな!と思っています。
やっぱり、相互作用、コラボレーションは良い結果を生むと思いますし、そう信じています。
本当に今回はいいきっかけを作ってくださったお二人に感謝いたします。
西條さん、白川さん、本当にありがとうございました。
ショーゴでした!
January 5, 2020/SKI/スキーバックカントリーフリースキーフリーライド撮影テクニック