今年初めて本州に降った雪に触りたい!

日本人は昔から”初物”には寿命を延ばすほどの効果があると珍重してきました。カツオしかり、新米しかり、やはり「またこの季節が来たか!」と移り変わっていく季節の訪れを感じさせる〇〇は、自分の下へ届くと嬉しい物です。

初雪に関していうと、本州の人間は富士山にまず初冠雪の知らせが届き、その後に北海道の旭岳や黒岳に初降雪の知らせが来た当たりでソワソワが止まらなくなって、ドキドキ、ワクワク、天気予報を毎晩のようにチェックする日が続きます。そして今年の10月17日。ついに志賀高原や北アルプス、妙高で初降雪の知らせが聞こえてきました!

そんなこんなで居ても立ってもいられず、初物を頂く為今回は唐松岳に登って初雪を見に行ってきました。

僕らが初雪を迎えに行ったのは10月17日。
天気は朝からぐずついていて、雲が北アルプスを隠していました。

「こりゃぁ、あまり良い景色は期待できないかなぁ」としょんぼりしていたのは束の間。
標高を1500m以上まで上げると雲を抜け、眼下にはドーンと雲海が広がっていました!

そして山の上には雪が!
というか、中腹あたりの紅葉もすごい!!

山に登る前からテンションMAXで紅葉と雪のコラボレーションをバシャバシャ写真に収めていきます。

 

車で登れる場所まででもだいぶすごい写真が撮れたので、カメラマン的には、「満足!」と言いたいところですが、今回の目標は初雪を迎えに行く事!
目指すは降雪があった標高2000mを超えて、唐松岳の山頂です。

まずはリフトでBCでも”入口”として名高い八方池山荘まで向かいます。

下界には雲の切れ間から白馬村がのぞき、良い感じに空の上感を演出してくれます。

山の上から見下ろす紅葉も良いですね!ただ、目を奪われるのは紅葉だけではありません。

雲の隙間によーく目を凝らすと富士山が見えています。写真中央のうっすーい三角形の山が、日本が誇るマウントフジ!また近々登り&滑りに行きたいものですね!

ガンガン標高を上げながら、せっかくのピクニックですので記念写真も撮りましょう!
とりあえず高い雪山が後ろにあればそれっぽい良い写真が撮れます。皆さんもぜひ!

カメラのレンズを望遠に切り替えて五竜岳方面を抜けば、「ヒマラヤですか?」と聞かれれば撮った本人もそんな気もしてきて頷きたくなる写真が撮れます。
やはり雪の山と言うのは”異界”の象徴のような気がしてきますね。

そして2000mを超えると、足元に初物の雪が!!

ありがとう!冬!!おかえり!雪!!
まってたよ!まってたよ!!

「ショーゴ君!久しぶり!僕も君を待ってたよ!!」
「ありがとう!今年も一緒に遊ぼうね!」
「楽しい冬にしようね!」
「うんうん!!」

久しぶりの相棒と再会のハグをします。

そして標高を上げれば、冬と秋の中間の山が迎えてくれます。

今年はどこを登ろうか、今年はどこを滑ろうか。
考えるのはそんな事ばかりです。

そしてついに雪の上へ!

きたよ!戻ってきたよ!!

6月に志賀高原で別れて以来、約4ヶ月ぶりの雪との再会です。

……書いてて思ったんですが、意外に短い別れでした。
日本には四季があると言いますが、8カ月は雪のシーズンなんですね。

スキーってほぼ1年を通して楽しめるスポーツなんですね!みんなスキーをやろうぜ!!

というわけで、唐松岳に登って今年の初雪と”再開”を果たしてきたお話でした!

あと1か月もすれば本当の本当に滑れるシーズンとなるわけで、皆さん準備のほどはいかがなもんでしょうか??

ぜひ、ここで気を緩めて冬直前に怪我!なんてことにならないように、冬を迎える準備を全力で進めていきましょう!

ショーゴでした!!

October 22, 2020/TRAVEL/

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