NOMAD95 & PIONEER96
ICELANTICのラインナップの中で細めの部類に入るNOMAD95とPIONEER96。
3サイズもほぼ一緒の2台、一体何が違うのでしょうか？
(NOMAD95 130−95−120・PIONEER96 131−96−118)
NOMAD95は、ほぼフラットなキャンバー。ロッカー量が多く、また有効エッジが短い。足元以外は柔らかめ。
PIONEER96はキャンバーが多めにとってあり、有効エッジが長い。またNOMAD95より全体的に硬めです。
またPIONEER96の方が少しだけ強くテーパードになっています。(ノーズが太くテールが細いこと)
NOMAD95
NOMAD95は柔らかめのフレックスとほぼフラットなキャンバーでフリースタイル向けの設計になっています。
バター・ジブでのサーフェスなど、柔らかいフレックスを生かしたニュースクールな動きが得意。
滑りでは、強めのロッカーでパウダーに入っても刺さりづらく、しっかりした足元でターン も安定します。
有効エッジが短くターンが簡単。軽くて柔らかめのため、不整地でガンガンスピードを出すのはちょっと苦手。
PIONEER96
軽快なオールマウンテンスキー。
NOMAD95より有効エッジ・キャンバー量が多く、硬めのフレックスでターンでより高い安定感があります。
また、NOMAD95より少しだけテーパードになっていますので、全体を太くせずパウダーでの浮力を稼ぐことができ、テールの抜けが良くなります。硬めのフレックスと相まってよりスピードを出しやすいでしょう。
普段ウエストの細いレーシングスキー・基礎スキーに乗っている方のオールラウンド・パウダー用としておすすめ。
春のツアー用にも。
軽いスイングウェイトで実はパークにも使えます。
硬めのフレックスは滑りだけでなくジャンプの着地でも高い安定感をもたらし、ジャンプ中心のパークライダーにもおすすめです。
まとめ
どちらも軽快な乗り味で、軽い板をお探しの方におすすめします。
両方ロッカーキャンバーで、細くてもパウダーで刺さりづらいです。長さで迷ったら長めをおすすめします。
山頂から脇パウを楽しみ、そのままフリーラン、さらにパークでも遊べる欲張りな板。
・NOMAD95は柔らかめのフレックスを生かしスタイルを出しやすい。
・PIONEER96は硬めのフレックスを生かしスピードを出しやすい。
私は普段NOMAD95ですが、たまにPIONEER96でフリーランすると楽しいですよ〜
くんさん
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