現在、日本人が自由に海外に行ける国は190国だそうで。
これは世界で見ると第1位なんだって。もはや思いついたらどの国だって行けちゃうって事だよね。信用なのか?それとも律儀で礼儀正しい国民って思われてんのか?
サッカーW杯の会場では掃除出来るのにくだらないイベントの時には渋谷の街にゴミを捨てて帰れる外ズラの良いだけの国民なのにね。笑
明日焼肉が食いたいから韓国に行こう!ってのはちょっと前だと簡単に行けた。金さえあればね。笑
でも今現在日本から韓国の直行便がどんどん無くなって将来は近くて遠い国になってしまいそう。
オレは韓国に2回行った事があって1回目は立花トゥールや岡崎ショーヤとその他の仲間と行った韓国ツアー。“KAI Entertainment”のDVDに収録されてたやつね。オレは謎に当時のモーグルナショナルチームの会議に呼ばれたり韓国のニュースで取り上げられインタビュー受けたりって。間違いなくどこかのタイミングで通訳か伝わり方のニュアンスが変わりオレはすごい人だって勘違いされたんだろうね。会食まで同席しちゃったもんね。あんな経験はもう二度とないだろうね。笑
もう一回の韓国は…女の子とスキーシーズン以外に観光。それはたいそう楽しい旅だったのは想像にお任せしますよ。笑
2回しか行った事ないのに滅多な事言うもんじゃないと思うけどオレの印象では韓国の人達はすごく親切で日本人の事が好きなんだなーって思った。
どこに行っても親切にしてくれるし日本人って分かるとカタコトの日本語で話しかけてくれる。
現在の日本と韓国はお互いの主張だけを突きつけて平行線状態。
こうゆうのってすごく繊細な問題なんだろうけど、お互いの正義を貫く事でお互いを悪として燃え上がってるように見える。
本当は仲良く出来るはずなのにね。政治とは関係なくオレは韓国の人達や友達とずっと変わらない関係でいたいって思う。政治の事は口ばっかでオレ達の事なんて見えてないクソ政治家に任せてさ。
オレ達は自分の感覚を信じて本当に情報だけを信じようってね。フェイクニュースなんかに騙されないでさ。
政治と健康の話する奴はだいたいツマラナイおっさんだって思ってたんだけど…オレはやっぱりどこに出しても恥ずかしくない正真正銘のおっさんだね。筋トレや健康法、サプリメントのこと言い出したら終了だわ。気をつけよう。笑
さてさて。ネタ切れだなーって毎回思ってるんだけどスキー以外の事でオレが偉そうに言えることなんて1つもないなとておもってるわたくしですが
今回はみんなどうやって道具選んでるの?って話
オレの崇拝する李小龍(ブルースリー)
の映画をモジってフリースタイル道に入るためにどうやって道具を選ぶか?ってのを偏見に満ちた斜め方向から書かせてもらいます。
題してThe Way of the “Freestyle” = フリースタイルへの道
先に言っときます。各メーカーの担当者様、雑誌編集者の皆様、ライターの方々…偏見に満ちてます。オレの文章で気分悪くなったら心のどっかに「的を得てる」って思ったって事ですよ!笑
BUMPS札幌店にいると必ず聞こえてくるのが
「安いので良いんで」ってキーワード。
旧品で良いとかこの中で一番安いスキーどれ?などなど。
オレは何年か前に某メーカーでスキーの企画やブランドイメージを作る仕事をしてたのね。2年かけてへんてこりんでダッサいイメージから少しずつ方向転換して良い感じに浸透したらシーズン始まる1ヶ月前にいきなり契約更新なしで解雇って奇跡の契約期間中に自分のシグニチャーモデルと安価でプロのレベルからビギナーレベルまで本気で使えるスキーってコンセプトのを作ったんだけどそれってビンディング付きで5万円代。
これは売れるだろ〜!?って思ったけどそうでもなかったかな。
BUMPSの若手パークライダーとかに使ってもらって高評価だったんだけどね。あ、最近ブラボースキーパラパラ観てたオレが作ったそのスキーを気に入って使ってくれている人がいてチョッと嬉しかった。買ってくれた方達には本当に感謝してもしたりない。この場を借りて ありがとございます と言わせていただきます。オレもいまだに使ってますので!!笑
話を戻して
安くて性能が良くて強度があるってのははっきり言っちゃうと矛盾で
今や各メーカーで安価なスキーをしっかりラインナップに入ってるのは少ないんじゃないかな?安くするには材料を安いものにしたりって事は強度出せるはずがないでしょ?
想像してみて?良く切れる包丁だけど材料は文房具用カッターの刃の素材…多分最初は切れるけど強度もなければ耐久性もないモノじゃない??笑
安いってのは安い理由があるってのも想像してみて自分がどれ位のレベルでスキーしようかって考えてるかが重要だね。
ジャンプもしないしジブもなしでフリースタイルを感じて軽く滑れればいいなら安いのでも問題ないと思うけど。
本気出したい。それでも安いモノが良い…
それなら1〜3シーズンたってしまった旧品スキーを探してでも買うことをオススメしたい。クオリティーは間違いなしのメーカーが本気で作ったモノのほうが間違いない。ただ今やメーカーもショップも在庫をギリギリまで絞ってる時代。
旧品を探すなら今のタイミングが一番良いかもね。新しいスキーがこれから入ってきて店頭にならぶタイミングだと旧品も一緒に並んてるので自分にあったスキーが選ぶ事が出来るかも?しれないね。
結構高価なスキー用品。消費税も上がったし。
それでも「値段の事は良い、自分にあったスキーをみつけたい…」このコラム読んでくれてる人達にはこんな事は当たり前に知ってるわ!って声が聞こえてきそうだけど“スキーの選び方”って検索ヒット数が物凄いそうなので付き合ってもらえたらって事で勘弁してください。ヒット数が少ないとこのコラムも無くなっちゃうからね。コラム無くなって“用無し”だと来期の契約更新なしってなっちゃう。笑
45歳で無職!そうなっちゃったら養ってくれるステキな女性を大至急募集しないと。マジ募集中!自薦他薦は問いません。笑
どうせ募集しても全くナシだろうけど!!コラムのお題も絶賛募集中です!
それはいいとして…
もし!オレがスキーを本気で選ぶなら!まずはそのスキーに乗ってる国内や海外のスキーヤーのStyleを見る。自分がしたいスキーをしてるか?自分がカッコいいと思えるスキーをしてるか?ってのをしっかり見る。これ大事。めちゃくちゃ大事。
たとえば…例えばよ?自分で言うのはおこがましいってわかってんだけど例えばだからね!
佐々木よしみちみたいなスタイルでスキーがしたいって思った人がいたとしますよ?オレですよ。いるかな? ま、あんまりいないだろうけどさ…
アベレージスピード早めで狭いツリーランで木の間をすり抜け
一瞬で判断して飛び出してジャンプして硬いところにもランディング
スケートライクなスキー操作が早く出来る… 攻めのスキースタイル。
この条件だとスキーに程よい硬さの「芯」があってスピードレンジが高くコントロール性に優れていてサッツのタイミングを取りやすくハードランディングに耐える強度がありスイングウエイトがセンター付近にあるって事になる。解りずらいよね。笑
じゃこうゆう例えならどう?
「俺はキャンディットのスキースタイルに憧れてるんだけどスワローテールのスキーにしようと思ってるんです」
… はい?キャンディットのスタイルでスキーしたいのにポラードのスキー??
それはいつまでたっても自分が思ってるスタイルには辿り着けないよ。笑
各メーカーのライダーって呼ばれる契約スキーヤーの人達はメーカーが作ったスキーのスタイルに合ってるって事は覚えていてもらいたな。
上の条件が少し固まってきたら次はスキーのアウトラインやロッカー。それとグラフィックね。
10年前位にバカバカ売れたskibossの乗るアメリカメーカーのスキーは5ディメンションの先駆けでロッカーも強くて接雪面が恐ろしく短いから扱いやすい。扱いやすい=物足りないってのは表裏一体ね。
でもこの形状はいまだにマネされて今期も某メーカーがニューモデルとして作ってる。しかも今流行りのフリーライドのチャンピオン使用スキー。二番煎じどころか五番煎じ六番煎じ…これ以上は出涸らしって言うんだよ!ってのがいまだに新しく出てるって事は扱いやすいし調子良いって事なんだろうね。オレはあんまり好きな形状のスキーでは無いけど。笑
扱いやすいに越した事ないんだけど自分のスタイルとスピードレンジ、普段滑る斜面やターンの大きさ…その他モロモロをしっかり考えて。
ちなみに2シーズン前にアホみたいに売れた木目調のスワローテールの魚介類パスタに似た名前のスキーは操作しやすくターンがしやすい。
それ以外に特に利点はなし。攻めるとチョッと物足りないメローにパウダーとゲレンデを滑る為のスキーかな。超一流メーカー昔作ったBBRって新しいコンセプトで作ったスキーをもっと太くした感じってオレは説明してる。このスタイルにマッチする人には物凄く良いスキー。やっぱりスキースタイルが大事になってくるって事。
上に書いた事を雑誌を何冊も買って穴が開くくらい観て自分で情報収集して春の試乗会に足げく通って…「そんなヤツいるかい!」って山本舞香に言われる位に少ないと思う。山本舞香…冷たく言われたい。笑
じゃどうするの?ってそんな時に情報をくれるのはプロショップだったりライダーの所属するショップで聞いてみる。それが一番近道。遠回りも楽しいんだけどね。
自分が思い描いてるスキーしたいって気持ちがあるでしょ?
それならこんな選び方もあるよって。売れてるスキーが絶対に良いって事じゃない。自分のイメージにあったスキーでフリースタイル道を進んでくれたらって思う。思いおもいのスタイルでね!
イメージを目一杯膨らませて。
強いイメージは現実化するってオレも信じてるからさ!!
アイスランテック
エグゼクティブアドバイザー
佐々木よしみち
October 15, 2019/GEAR/スキースキーの選び方