ICEYクラシックス
ICELANTICライダーの過去の名作を紹介していくコーナー、ICEYクラシックス。
第二回は、スキー以外にもモトクロス・スノーモービル、最近ではスノーモトなど、なんでも乗りこなす“生粋のライダー”Josh Stack(ジョシュ・スタック)
Josh Stack
カナダ、ブリティッシュコロンビア州出身のジョシュは、モービルでバックカントリーを攻めるスタイル。
vol.1で紹介したリーと共に、POORBOYZ Productionsで活躍した。彼のパートはRevolver, The Grand Bizarre, WE: A Collection of Individuals で見ることができる。
POORBOYZ WEではスノーボードでのダブルバックも披露。
広大なカナディアンロッキーでは、スノーモービルでバックカントリーするのが当たり前の日常として楽しまれている。
モービルで攻めすぎて早速GYPSY(NOMAD125の前身)を折ってしまうJOSH。
近年はSNOWMOTOのライダーとして活躍。
スキー時代よりさらにキレキレに攻めているような・・・
バックカントリーでの巨大なジャンプでスイッチランディングが印象的。フルロッカースキーは2008年頃登場したが、2011年頃でもまだまだパウダーにスイッチランディングするのは難しく、かなり頻繁にスイッチランディングを狙うJOSHのスタイルは進歩的であった。また、スノーモービルもスノーモトも普通に乗りこなしているが、実際はかなり難しい。スノーモトでクリフドロップなど、周りのレベルよりも一歩も二歩も先を行く攻め方。
スノーボードからモトクロス、そしてスキーまでなんでも乗りこなす才能。バックカントリーの巨大な地形に躊躇なく飛び込める度胸と強靭なフィジカル。ICELANTICのアスリートではなくなってしまったが、リーとの2枚看板として活躍した彼の功績が色褪せることはない。彼のライディングにこれからも注目したい。
くんさん
Vol.1 スキーだけでなくタトゥー・映像のアーティストとしても類まれなる感性を持つLeigh Powis(リー・ポウィス)
ICEYクラシックス Vol.1
May 14, 2020/COLUMN/クラシックスノーモービル