カメラマンのザックと中身大公開【ゲレンデでサクッと撮影編】

冬の間滑るより撮ってる方が多い説が噂されてるライダー西條です。
今回はいつも撮影で使っているザックとそこに入る機材について語ろうと思います。

今までの撮影関係の記事はこちら!
1回目の記事 雪山での撮影【林間バックカントリー編】機材紹介から撮影方法まで一挙公開
2回目の記事 雪山での撮影【カメラ設定と使える小物編】

カメラザックの紹介

まずは使っているザックの紹介から。
カメラ用ザックは3種類を使い分けてます。

・ゲレンデやサイドカントリーでサクッと撮影用のホグロフス「SKRA26」容量は26リッター
・BCでの撮影用のザノースフェイス「CHUGACH45」容量は45リッター
・星空スキーなどのバッテリーストロボを持って行く撮影用のF-STOP「SHINN」容量は80リッター

上の3種類で純粋にカメラバッグのメーカーが作っているのはF-STOPのみで、他のは一般的なバックカントリー用ザックです。

今回はゲレンデやサイドカントリーでサクッと撮影のときに使っているホグロフス「SKRA26」とそれに入れる機材の紹介です!

なぜSKRA26なのかですが。
別にSKRA26じゃなくてもこのサイズのバックカントリーモデルならなんでも良いんです。
セールで安かっただけかもです笑
バックカントリー用モデルというところが重要で、背面アクセスがあるんです!
これめっちゃ大事です。
上で紹介した3つのザックは全て背面アクセスがあります。
雪面にドカッと降ろしてすぐに機材にアクセスできます。これは一度使ったら止められません!

で、そこに上の写真の右に写っているアマゾンなどで売っているインナーボックスなるものを入れます。
写真のやつはコレです↓
JILL-E DESIGNS インナーボックス(L)
ちょっとペラペラでショボい感じするんですが、硬い素材のしっかりしたインナーバッグはザックのサイズや形状に合わなくて入れにくい場合があるのでこれぐらいフニャフニャの方が良いです。
でドッキングした写真がこちら

バック26リッタークラスに入る主なもの

この26リッタークラスに入る主なものは

・カメラ本体(D850Lブラケット付き)
・レンズ3本(58mmf/1.4、8-15mmFisheyef/3.5-4.5、70-200mmf/2.8)
・クリップオンストロボ2灯(SB-910、SB-700)
・ラジオスレーブ3個(トランスミッター1個、受信機2個)
・予備バッテリー
・予備単三電池
・エアーダスター
・ルーペ
・アバランチギア(ゲレンデ撮影では持って行きません)
・ピッケル(ゲレンデ撮影では持って行きません)
・行動食(ゲレンデ撮影では持って行きません)

実はもっと入りますが…まぁあまりパンパンにしすぎても出し入れが大変になります。

ではまず、一番軽装の撮影から。

58mmの単焦点レンズのみの超軽量仕様。
自分の撮影の基準レンズは58mmf1.4ですので、とりあえずこれを持っていけばなんとかなります。
いくら軽装でもエアーダスターとルーペは持っていきます。
この仕様で撮った写真がこちら。(58mm使用)

そして、近接と望遠も撮りたい場合はこのセット。

70-200mmf2.8と8-15mmFisheyeレンズが追加されます。
70-200があると結構重量が増えます。
撮影した写真がこちら。(15mmFisheye使用)

もう一枚望遠側(70-200mmf/2.8使用)

最後にストロボパウダーなどストロボを使った撮影の場合はこのセットになります。

ストロボは基本的にオフストロボでカメラとは離して使うのでラジオスレーブが必要になります。
このセットで増える重量は単三電池が大きいですね。
ストロボ一灯に4本、スレーブ1個に2本使うので、計14本は最低必要になります。それに予備電池も持って行くので全部で20本は持っていきます。

この機材で撮った写真はこちら。(58mm+ストロボ1灯使用+画像トリミング)

ちなみにストロボに使う電池はエネループプロです。

これが一番寒さにも強くてリサイクルチャージタイムが早いです。
リサイクルチャージタイムとはストロボが発行して次の発光までの時間です。

で、この機材を全部入れたらこうなります。

ピッタリでしょ?
これで重量は7kgです。
26リッターではこれがまぁ限界かなと思います。
fisheyeの代わりに14-24mmf2.8を持って行くこともあります。その場合もっと重くなります。
という感じで結構入るんですよー!
そしてフニャフニャなインナーボックスがいい感じで馴染んでるでしょ?笑

このザックは雪山以外でも夏場のBMXやインラインスケートのストリート撮影の時にも使っています。
正直なところカメラバッグメーカーのザックはあまりカッコよくないですからね…

次回は45リッターのバックカントリー撮影編です。

May 22, 2019/GEAR/

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