さあ始まりました。河野祥伍のニュー企画。
ライダーでも、雪山業界関係者でもない、Icelanticを使ってくださっているスキー好きの一般人さんにIcelanticと雪山に関して生の声を聞かせていただくという”Icey boy’s voices”
純粋な一般人スキーヤーのVoiceだからこそ、その意見、感想、生き様、スキーに対する情熱は、このブログを読んでいるスキーヤーの皆様の心に刺さるのではないでしょうか!?
さあ、第一回目のIcey boy’s voicesに登場して下さるのは、Dさんでございます!
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どーもどーも!今回もノリと勢いで始めた企画ですが、参加に名乗りをあげていただいてありがとうございます。まずは自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
こんにちはー。ショーゴ君とは何回か実際に会ったことあるんですが、ブログでははじめまして、の方がいいですかねー。「D」と申します。よろしくお願いしますー。
Dさん今回はよろしく願いしますー。今回は先に説明したように、Dさんの個人的なスキーヒストリーやスキーに対する思い、Icelanticという板への感想やご意見などを聞いて行きたいと思っています。ぜひよろしくお願いたします。
よろしくお願いしますー!でー、まずはどんなことから話したらいいですかー?
前のめりな感じでいいですねー!ぜひそのノリでお願いします!
ではまず性別や年齢、ご職業とお住まい、年間滑走日数を教えていただいてもよろしいでしょうか。
はい!わかりました。
私は35歳男性、職業は会社員ですー。今は関西に住んでいますね。年間滑走日数は年間平均で30日程度ですが、今年は小雪の影響もあってまだ20日行ってないですねー。
おー。年間滑走30日ということはシーズン中のお休みはほぼほぼ、といった感じですかね。
そうですねー。有給をまとめて冬に取ったり、土日はできる限り雪山に当てたりして滑っていますね。
なるほどなるほど。ちなみにスキー歴はどれくらいですか?
25年くらいですかね。中学高校は帰宅部だったんですが、スキーだけはずーっと続けてきました。まぁ昔から自己流なんですけどね。
おー、なるほどなるほど。いいですね。僕らライダーや雪山業界関係者って元スキー部だったり、なにかほかのバックボーンがあったり昔からがっちり体動かしてるパターンの人が多いですからね。元帰宅部、でもスキーは大好きで、っていう方の意見を聞くのって珍しいかもしれないですね。
ちなみにガタイ的にはどうでしょう。身長や体重、筋肉のつき方とか簡単に聞いてもいいですか?
身長は176cmで体重は80kgですね。ぶっちゃけ筋肉は無い方だと思います。
そうなんですねー。そういう方のご意見って貴重だと思うんですよー。スキーのために夏もバッチバチに筋トレしてる人の意見なんて一般人の人、なんの役にも立たないと思ってるので笑
ですよね。ぜひ一般人の方、参考にしてみてください。
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さて、ではまず、今乗っている板について教えていただいてもいいですか?
IcelanticのNomad115の181cmです。
去年(2019年)の栂池の試乗会で一目惚れして、4回試乗会に行った上で購入しました。
そうなんですよ。裏方の人たちにもすごく良くしてもらって。結構思い出深いです。
裏方ってのは、Icelanticのビジネスメンバーの人間たちですね。彼らは彼らでライダークラスにキャラクター濃いのでおもしろいですよね。
そうなんですよ。Icelanticさんは試乗会に行くとすごくアットホームで楽しいです。
そう言っていただけると嬉しいですねー。
ところで、Nomad115の181cmを乗られてるという事なんですが、ぶっちゃけ操作性とかに関してどうでしょう。個人的には結構パワフルな板だからこそ、操るのに筋肉的な身体要素がいるかなぁ。と思うのですが。
自分ではただただ乗りやすいって感想ですね。朝の9時から夜の8時まで滑る事もありますけど、全然問題ないですね。
おー。なるほど。ぼくはNomad115に乗っていたときTLT用のスキーブーツ履いていたから操作感が若干ルーズで力が必要だったのかもしれないですね。よかったです。そういう意見のすり合わせができるっていうのもありがたいです。
ちなみにNomad115を履く前はなにを履いてらしたんですか?
おー。結構一気に太くしたんですね。27mm太くして、9cm長くした。ビッグチェンジですね。
ですねー。でも自分的には違和感がないです。細い板を履いていたときはパウダーが苦手だったんですが、板が太くなったことでその違和感がなくなりました。
長さと太さの大きな変化で違和感を感じないっていうのはNomad115の汎用性の高さを感じますね。実際に「今日はNomad115が最高の日だ!!」って思った日、今シーズンありました?
北海道のルスツでドパウに当たった日ですねー。あの日は良かったー!
やっぱりパウダーはいいですよね。あの太さ、長さがあるとドパウでも本気出せますからね。
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ちょっと話は変わるんですが、DさんはTwitterが特徴的で、そんじょそこらのライダーとかよりも全然多いフォロワーさんがいるんですよね。
そうなんですよねー。今現在(3月10日)で5300人ちょっといますねー。
多ッ!!僕が3250人なんで、僕より圧倒的にフォロワーさん多いじゃないですか!僕より断然発信力ある!すごいですね!
すごいんですかね笑。でも今シーズンは50人くらいのフォロワーさんと一緒に滑りましたよ。
それすごくないですか!?SNSを通してリアルの友達が50人できるって、なかなか無いことだと思いますよ!なんかSNSを通じていろんな人と仲良くしようと思ったきっかけってあったりするんですか?
二年前に野沢温泉の懸賞にあたって、佐々木明さんと滑る機会があったんですよ。とても貴重な体験をさせていただくことになったなーと思って、その体験を共有するためにTwitterを初めたのがきっかけですね。
いまでは自分のスキー体験をつぶやいたり、ハッシュタグって言って、「#雪山の楽しさ」みたいにみんなで特定の単語を決めてそれに関係する事を話し合ったり、いろいろな遊び方で遊んでいますね。
いいですね!いいですね!
やっぱり雪山業界は国内で年々衰退していると言われているなかで、僕は雪山で遊んでいる人一人一人がインフルエンサー(発信力ある一個人)になって行くことが重要だと思ってるんですよ。まさにDさんがやっているのはその究極だと思います。僕らライダーも負けてられないなー!
IcelanticさんはSNSやネット関係がすごく強いと思うので、スクラム組んでみんなで盛り上げていくのが重要かなーって思います。相互作用があればよりおもしろい情報発信が出来ると思いますからねー。
そうして色々な新たな出会いがあって、雪山でつながっていく。なんか素敵ですね。
ゲレンデで初めてあった人と一緒に滑る、なんてすごく楽しいですからね。多くの人とつながって、雪山にもっと多くの人が来てくれたら、それが一番嬉しいですね。
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さて、ではでは。ちょっとIcelanticというブランドについて聞いてみたいですね。実際にIcelanticというブランドと付き合ってみて(板に乗ってみて)いかがでしょうか。
やっぱりグラフィックが魅力的で、とっかかりは最強だと思います。一時流行ったシンプルイズベスト!みたいな板とは違ってインパクトがありますよね。
確かにそのとっかかりはいいですよね。「この板グラフィック格好いい!」っていう気になってもらい方はとてもありで、その上で乗ってみて、実は性能もしっかりとしたものなんですよ。っていう”気になり方”は最高だと思います。
あとライダーさんとの距離が近いっていうのもいいですね。試乗会行くと誰かしらいてくれたりとか、各々みなさんキャラクターがあるから、ブログ見たりSNS見たりしてても楽しいです。
ありがたいです。僕らライダーも冥利につきますね。もっともっとIcelanticユーザーさん、ひいては雪山で遊んでいる方におもしろいと思ってもらえる情報を出していけるように努力する所存です。
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ちなみに来シーズンの板で気になっているものはありますか?
それとっかかりで、乗ってもみましたが、乗り心地がすごく良かったです。
あれ、不思議な板ですよね。フルロッカーなのに乗り心地が良い、っていう。
ですね。太めの板買ったばっかりなのに、いい意味で迷ってます!
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夢ですかー。北海道に移住したいなーっていうのと、日本にあるスキー場全部を制覇してみたいなーっていうのは夢としてありますねー。
おお!いいですね!!両方すごいいい夢じゃないですか!
北の大地はいいですよねー。僕も大好きな場所です。でも移住まで考えられるっていうのは本当にスキーと北海道という場所が大好きなんですね。
ですね。北海道はできれば毎年長期の休みを取って行きたいと思っています。
あと、せっかく日本にはいろいろなスキー場があるので、それを制覇してみたいって気持ちがすごいありますね。
そっちは本当に大きな目標だと思います。ぜひ成功した暁には、Icelanticを上げて盛大に祝うので、ぜひコンプリート目指して頑張ってください!
それ嬉しいです!でも九州にも四国にもスキー場あるからなー。先は長そうです笑
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結構長くなってしまいましたが、最後にこの対談を読んでくださっている方に”これだけは伝えたい!”っていうことはありますか?
スキーをやってない人にはスキーの”非日常感”をぜひ味わってほしいな、っていうのがありますね。
いいですね。”非日常感”。この言葉とっても素敵だと思います。
雪山って、ちょっと現実離れしてますよね。
そうなんですよ。やっぱりその非日常感を一度感じてしまうとなかなか抜け出せなくなってしまいます。
スキーの魅力の究極、冬の山にわざわざ来る意味の究極がまさに”非日常感”なんだとおもいます。
家で寝っ転がってゲームしてるのも楽しいとは思うんですが、そこでは絶対的に味わえない”非日常感”が雪山にはありますよね。
そうなんですよね。そういうのをTwitterとかを通して伝えたいな、っていうのもあります。
なるほどー。最高ですね。
ちなみに、じゃあスキーをやったことある人に対して一言伝えるんだとするならば、どんなことがありますかね。
一回、Icelanticに乗ってみたほうがいいよ!ってことですかね。
うわ!めっちゃきれいにまとまった!
俺が誘導したみたいに綺麗にまとまった!!
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はーい。
というわけで、第一回目の“Icey boy’s voices”でしたが、皆様いかがでしたでしょうか!?
今回登場していただいたDさんはTwitterを通して情報を発信しながら仲間を増やし、いろんなゲレンデで初対面の人と交流する、というとてもユニークな方法でスキーをされている方でした。
やっぱりスキーの本当の魅力は仲間を増やすこと、そしてスキーを目的に新たな場所へ足を運べることだと僕も思うので、このような活動はすごく魅力的だな、と思いますね。
やっぱりなかなかこういった形で深掘りしないと出てこないような話を聞けたのは第一回目ながらとってもありがたかったですね!
第二回目以降も、ちょっと一般人ながらユニークなスキー活動をしている方に焦点をあてて、詳しくそのVoiceを聞き出してみたいなと思っています!
ぜひ、我こそは!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ名乗りをあげて頂ければ、河野祥伍が直撃いたしますので、ぜひよろしくお願いいたします!
また、今回ご登場いただいたDさんのTwitterはこちらでございます。
https://twitter.com/donrandonran
ぜひ彼の活動を覗いて、どこかでであったら声をかけて滑ってみる、なんてのも面白いですね!
March 10, 2020/CULTURE/Icey boy’s voicesNOMAD115スキーの非日常感スキーヤースキー場北海道雪山の楽しさ