こんにちはー！Icelanticライダーの河野祥伍です！！
さあ今回も始まりました！Icelanticユーザーのちょっと変わったスキーヤーさんをピックアップして、どんなマインドでスキーをして、ライフスタイルを送っているか。そんなIcey BoysのVoicesをすくい上げて皆さんへお届けする”Icey Boy’s Voices”！
河野祥伍の思い付きで始まったこの企画も5回目に突入です！
今回登場してくれるのは65歳という年齢ながらも、現役バリバリ、カッ飛び系フリーなスキーヤーのりうさんです！Pioneerに魅了されたりうさんと河野祥伍の対談をお楽しみ下さいませー！
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ショーゴ
こんにちはー！さあ始まりました、Icey boy’s voicesも5回目を迎えました！今回登場して下さるのはりうさんです！ぜひよろしくお願いいたします！
こんにちはー。りうです。よろしくお願いします。
りう
ショーゴ
りうさん、ご出演ありがとうございます。実は今回りうさんにお話を伺う事になったのは、うちのIcelanticを輸入している㈱Freefloatの代表屋田がどうしてもこの人の話を聞いてみたい、という事で推薦してもらったのがきっかけなんです！
そうなんですか。私の話なんて面白いかな。ぜひお願いします。
りう
ショーゴ
ぜひぜひよろしくお願いいたします！事前情報によりますと、りうさん、65歳という年齢ながらも、現役バリバリでカッ飛び系のスキーヤーでIcelantic skisのパイオニアの大ファンだとお聞きしております。
そうなんです、去年の元旦に白馬のガラガラ沢にBCに行きまして、その時に乗っていた板がだいぶ古い板で自分の思うとおりに操作が効かないな、と思っていたんです。なのでその帰りにWoodyへ顔を出してIcelanticを見て、屋田君からアドバイスを頂いてパイオニアを勧めてもらったのがきっかけでパイオニア109の174cmに乗り始めました。
りう
ショーゴ
なるほどなるほど！パイオニア、実際に履いてみていかがでしたでしょうか。
感動ものでした。パウダーもゲレンデも最高ですし、ツリーランでも扱いやすい。シマシマバーンでもカッ飛んでいける、ほんとうに気持ちいい板でした。
りう
ショーゴ
それはとっても嬉しい評価です！ありがとうございます！ちなみにりうさんは今までのIcey boy’s Voicesの中では最も高年齢の方、ということになりますが、BCに行かれたりシマシマバーンをカッ飛んだりと、かなりの上級者と思うのですが、スキー歴はどのくらいの長さなのでしょう。
やらなかった時期もありますが、新潟県の北部の生まれなので、小学校の頃からスキーはしてました。小学校の頃は川の土手、中学校の頃は学校が山のそばにあったので、スキー授業もありました。友達に誘われて一級を取ったり、モーグルを真剣にやっていた時期もあります。後十字靭帯を損傷してからは再建手術をしていないので、少しおとなしくなりましたが、まだまだスキーは続けていきたいですね！
りう
ショーゴ
なるほどなるほど。さすがの経歴ですね。実際パイオニアは少しハリのある板で、重量も軽量といった板ではないですが、それに乗っていてしんどい思いをしたことはないですか？
それはバーンに合わせて、板のセンター幅の違いで対応しています。実はゲレンデ用にはワンサイズ細いパイオニアを、更にコブ用にもうワンサイズ細いパイオニアを購入しました。それくらいパイオニアにハマっていて、今じゃパイオニアが大好きな板ですね。
りう
ショーゴ
すごい！そこまで気に入られたら本国の板を作っているメンバー達も大喜びだと思います。実際僕もすごく嬉しいです！
実は息子もパイオニアに乗っているんですよ。
りう
ショーゴ
息子さんもですか！？
そうなんです。息子もスキーが大好きで、スキーに誘ってくれることもあって、一緒に滑ったりもします。
りう
ショーゴ
それはすごく羨ましい。僕も最近息子が生まれたので、スキーを教えてあげたいな、とは思っています。ただ、大きくなってお父さんを誘い出してくれるような子になって欲しいなんていうのはすごく高いのぞみかな、と思ってました。
息子には2歳くらいからスキーをさせてました。家族みんなでキャンピングトレーラーでいろんなゲレンデに出かけましたね。
りう
ショーゴ
おお！キャンピングトレーラーですか！キャンピングカーでスキーをしている友人は何人か知り合いが居るんですが、キャンピングトレーラーを持っていらっしゃる方の話を聞くのは初めてです。詳しく聞かせてください！
キャンピングカーとの違いは現地に宿を作ったまま、車は自由になる、ってことですかね。キャンピングカーだとどこまでも重たい車で行かなきゃいけないですが、トレーラーは現地まで引っ張っていって止めるところさえ決めてしまえば車は自由になります。
りう
ショーゴ
なるほど！それは確かに実用的！！
あと値段も手頃ですし、エンジン等がついてないので中古でも結構いい価格で売れます。運転席が無いので広いし、室内の高さも195ｃｍあります。トレーラーはいい事多いですよ。これはキャンピングカーも一緒ですが、現地で駐車場に停めておけば朝一のパウダーを家族を残して一人で楽しんだり、雪がすごく降ってきちゃったら子供達を避難させてパウダーを楽しんだり。とてもいいです。
りう
ショーゴ
なるほど、無理な条件の時にお子さんに無理をさせず、あくまで楽しい思い出を作ってあげたことが大人になってもスキーを続けて、しかもお父さんを誘い出してくれるような息子さんの成長につながったのかもしれないですね！すごく勉強になります！
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ショーゴ
りうさんは、それこそ僕の倍近いスキー歴があるのですが、そのスキーライフの中で想い出に残っている一本なんてあったりしますか？
思い出に残っているのは数年前の5月の連休に槍沢を滑ったことですね。
りう
ショーゴ
槍BCでやってるんですか！！すごい！！
ノートラックが滑りたくてBCを始めたんですが、槍を登って滑れたのはとても気持ちが良かったです。登山者の方も結構いたんですが、滑る目的できている人たちは少なくて、滑り始めると皆こっちを見て楽しそうにしてくれるんです。あれは気持ちよかったです。
りう
ショーゴ
それは最高の瞬間ですよねー！槍かー！！行ってみたいなー！まだ未経験なので、いつかチャンスがあったら情報教えてください！
もちろんです。あとは八方のリーゼンコースが一番好きですね。あそこは気持ちがいい。
りう
ショーゴ
確かに！あそこは最高ですね！！いやー、お話聴いてるの面白いなー。若いヤングガンの話も面白いですが、スキーって生涯スポーツですからね。2歳の子供と100歳のおじいちゃんが同じ雪の上で同じスキーという道具を使って笑い合えるんだから、最高ですよね！僕もぜひりうさんの様なスキーヤーになりたいです！ちなみにそんなりうさんですが、これからのスキーの目標なんかはあったりしますか？
目標は八方沢を滑る事ですね。唐松岳という山をしっかり登り切って、一番上から滑り出すというのが今の目標です。
りう
ショーゴ
おお！素晴らしい。いつも庭の様な感覚で滑っている山とガチンコ勝負、みたいな感じになるんですかね。いいですね。
あとは、いつまでもカッ飛びで滑っていたいというのと、エクストリームカービングをしてみたいっていう目標もあります！
りう
ショーゴ
エクストリームカービングというのは？
手をついたカービングですね。
りう
ショーゴ
なるほど。スノーボードで言うところのビッテリーターンというやつですね。体をターンする時に出来る限り斜面に倒しこんで、手を付くといったことでしょうか。それは確かにスピードがしっかり乗っていないと出来ませんから、カッ飛びの目標とも同一線上ですね！パイオニアはそういったスキー目標にもまさにもってこいの一本かもしれないですね！
そうですね。僕くらいの年齢の人間がIcelanticという板に乗っているってのも面白いかな、と思うんです。パイオニアのグラフィックの落ち着いた感じもとても気に入ってますし、何より自分がやりたい事にすごくピタッとくるんですよね。
りう
ショーゴ
いやー、ホント嬉しい限りです。僕もなんか目標が見つかったような気がします！いつまでもIcelanticと共に、カッ飛びで滑っていきましょう！背中を追わせていただきますので、ぜひいつまでもスキーを楽しんでいてくださいませ！！
（その後もスキーとキャンピングトレーラー談義が延々と続いた）
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はい、というわけで！今回ご登場いただいたりうさん、さすがでした。スキーライフの厚みが違いますね。全力でスキーを続け、それが子供に継承され、そして二人でスキーに行ける。そんな素晴らしい話も聞けましたし、キャンピングトレーラーの話も面白かったです！
是非りうさんにはパイオニアと100歳までカッ飛びスキーのスタイルを追求し続けてもらいたいものです！僕も目標になる人が出来たので、ぜひりうさんの様な家族にスキーを楽しませてあげられるパパになっていきたいなと思いますー！
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ヤバいなー、キャンピングトレーラー欲しくなっちゃったな―！
May 6, 2020/LIFESTYLE/Icey boy’s voicesオールマウンテンスキーキャンピングカースキーヤー
by 河野祥伍
