NOMAD95
私が普段履いているNOMAD95。隼が大胆に描かれた19/20シーズンモデルでコア材が変更され、非常に軽くなったにも関わらず安定性は損なわれていないという“欲張り”なバージョンアップを果たしました。
前年のNOMAD95の記事
20/21シーズンモデルは新しい長さ“176cm”が登場!
NOMADシリーズは前後のロッカー長が多めに取られており、10cm長めを選んでもゲレンデではそこまで長く感じません。しかしパークや密な林でツリーランをすると「10cm短くすると短すぎる。あと5cm短ければなあ。」と感じることも。
あとちょっと、に応える新しい長さの176cm。
タイトなジブでもギリギリを攻めて、同時に安定感のあるランディングもできる…
私の身長は173cmですが、まさにこのサイズを求めていました。
古代プエブロ人ってなんだ🤔?
今年のNOMAD/MAIDENシリーズのグラフィックのテーマは古代文明。
95のテーマはメサ・ヴェルデ。考古学が好きな人じゃないとなかなか知らないと思います。(私も知りませんでした。)
メサ・ヴェルデはコロラド州の南西部にあり、プエブロインディアンのアナサジ族が遺した集落遺跡。現在では国立公園であり、世界遺産にも登録されている。
彼らが居住した“断崖”をくり抜いた集落、クリフ・パレスが描かれたNOMAD95。
古代の“ストリート”を感じるグラフィックになっています。
私をはじめ、NOMAD95を使用するICELANTICアスリートはパークやストリートで使用する方が多く、あまり山で滑るイメージではないかもしれません。ですがカービングもしっかり切れ、春雪でも刺さらず快適、ちょっとしたパウダーも履き替えずにいけちゃうほど汎用性の高い板。
山全体が遊び場になるほど軽くて安定感のある、欲張りなNOMAD95のキャラクターは変わっていません。その確かな性能はこれから各地の試乗会で試してみてくださいね✌️
くんさん
February 22, 2020/GEAR/スキーの選び方スキー板