プロスキーヤーが教える、格好いいフリースキーの”立ち方”講座!!

タイトルを見て「なんのこっちゃ!?」と思った皆様。
大丈夫です、書いてる本人も「なんのこっちゃ?」と思いながらキーボードを打っています。

でも、実はこれ、雪が少ない今シーズンだからこそ皆様に伝えておきたい一つのネタでして、
フリースキーヤーたるもの、やはり立ち振る舞いもフリースキーヤーとして格好良くしていてほしい物です。

というわけで、ゲレンデなどで写真を撮ってもらうときに、
”こんな立ち方”とか”板の持ち方”すると格好いいよ!というのを皆様にお伝えいたします。

まずはちょっと格好いい、板の担ぎ方です。
しっかりとビンディングのブレーキを合わせて、ビンディングの間あたりを縦に担ぎます。
これによってどんな板を使っているのか、どんなビンディングを使っているのかなどをアピールできます!

この担ぎ方をすると正面からでも、真横からでも、背後からでも結構格好良く見えます。
パークのハイクアップになれてまっせ。いつもこんな感じでこなれてスキーしてまっせ!
という感じで格好良く板を担いでやりましょう。

次に通称”腕やってもうたかな”ポーズです。
ふっと息を抜いたときに手袋をはめ直している風のポーズなんですが、
ちょっとミスると、「あれ、、、なんか腕痛い、、、」って感じになるので注意しましょう。
二枚目は若干手首痛めてる感出ちゃってますね。

次は通称”ラインチェック”です。

正直今すべてノリと勢いで名前つけてるので、全然通称でも何でもないんですが。
要するに、「俺今ここから滑りまっせ!」というのをカメラマンに伝えている時のポーズですね。

信頼関係にあるカメラマンと離れていても通じあう瞬間の気持ちのいい一枚です。

続いては、何気なく板を持っているだけですが、リラックスしていて、なんか良いじゃん!ポーズです。
書いててだんだん良くわからなくなってきましたが、要するにそういう事です。

このポーズは出来るだけテール側の幅を狭め、ノーズ側を広げると良い気がします。
ソールロゴが格好いいスキーはそちら側を見せるのもありですね!
やっぱり重要なのは、ちょっとだけ目線を外すこと。

何事も自然にポージングするのが重要ですよね。

少し固めな写真になってしまいますが、板を束ねて小脇に持つのも悪くはありません。
ちょっとカチッとした写真が必要なときに良いですね!

こんな感じのキッカーのチェック終わりました。今から登ります風のポーズもいいですよね。
板を担ぐパターンの変形です。ここから担ぎます。さあ、やってやりましょう。の感じですね。

次はバックパックを背負っている人限定ですが、板を背負っちゃうパターンです!
「BC行く人なんや!」感を出せます。

ちゃんとBC言ってる人からすると、「アイゼンとかピッケルとか使っちゃう感じですか!?」みたいな感じも出ます。
でも本当の上級者から見ると、「いやいや、そこでなんで背負ってんねん!」っていう突っ込みが入る事もあるのでご注意を!

その他に何か特殊な状況、環境にいる場合、その状況を全力で上手く使ってやりましょう。

例えばビックリするくらいでっかいデブリが転がってたら、登ってみたりとか。
なんだかつららが格好良かったら、下に座ってみたりとか。
絶対落ちない雪庇の上で、板を楽器に見立てて弾いてみたりとか。

まあそんな感じで色々です。

さて、皆様どうでしょうか。
滑ったり、飛んだりできなくても、格好いいフリースキーヤーの写真は撮れる!という事もわかっていただけましたでしょうか。

僕の周りには腕利きのカメラマンが多くいますが、僕自身も「なんやこのポーズ!」っていう失敗を多く重ねたりして、
なんとなく撮られる時にこのポーズをすればその場に合った写真が撮れるだろーなーっていうのを考えられるようになってきました。

場合場合に合わせてせっかく撮ってもらう写真ですから、格好良く映りたいものですよね!

ぜひ皆さんも友達とスキーに行って、写真を撮る際は真似てみたり、オリジナルのポーズを作ってみるなど、
楽しく撮影に臨んでみてくださいませ!

やっぱりHAPPYを全力で表すポーズは見ていても気持ちいですね。

ショーゴでした!

 

 

January 23, 2020/COLUMN/

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